ドーハの奇跡か!?
AFC U-23選手権 FINAL 2016 01/30
韓国 2 1-0 3 日本
1-3
■得点者
韓=クォン・チャンフン(20分)、チン・ソンウ(47分)
日=浅野②(67分、81分)、矢島(68分)
浅野がピッチに投入される60分過ぎまで、
日本に勝機を見出すのは困難だった。
球際と対人に強く、それこそ押せ押せで主導権を握った韓国は、
そのままの勢いで後半を迎え、試合を決定づけようとしていた。
しかし日本にとっては、0-2というスコアこそが、
相手の油断を誘い、その後の逆転劇を生むきっかけになった。
0-2、0-3から試合をひっくり返すというのは、
いわばサッカー界ではよくある話だ。
2003-04シーズンのCL決勝。
3点のビハインドで後半を迎えたリバプールは、
54分からの6分間で怒涛の3ゴールを叩き出し、
PK戦の末にミランを沈めている。
話のスケールはやや見劣りするが、
あの試合を【イスタンブールの奇跡】と言うのなら、
日本が韓国を退けたこの一戦も、
【ドーハの奇跡】と呼ぶにふさわしい。